“大型株”好き個人投資家増で |
○...個人投資家が相場に復帰してくると、低位の大型株が買われる。三菱自動車 【株価(7211)】やマツダ 【株価(7261)】などの自動車株や、電力株などが目立つ動きを見せてくる。先行きインフレ傾向が強まりそうだとの考えから当然だろう。資産の多い歴史のある大手企業の出遅れ株もこれから拾われるだろう。
○...そのためか、東京株式の売買代金は2兆7000億円にまで増加してきた。目標の3兆円にまであとひとふんばりだ。これで、需給の改善も見られるようになってきたので5月にくらべると明るさも感じられる。元来6月相場は外人にとっては半期の決算月に当たっていることから外人買いが期待されていたが、今年に関してはその外人よりも個人の市場参加が大きく寄与しているようだ。
○...個人投資家のなかには、ダウで2500円も上昇したあの3月相場をつい見送ったばかりに儲けそこなった人も多い。それだけに今回は「バスに乗り遅れるな」と買わないリスクを回避しようというところだが果たしてうまくいくかどうか。
○...その決め手となるのは、目先きを追わないことだ。特に一般大衆投資家は上値を追い続けるよりもここは、値下りを狙って、中長期的に持続するくらいの気持ちが必要だ。なんといっても頼みのNYが不安定だ。大きく乱高下しており、この流れのなかで、いつ東京も急落に引きずり込まれるかわからない。その意味でも前述した低位の大型株や環境関連の太陽電池、エネルギー関連株の押し目を狙いたい。
○...パソナ 【株価(4332)】の7万8000円は人材派遣サービスの大手。売上高は前期の2310億円が今期2600億円。増収増益だが、株価だけは、昨年12月の14万円から半値近い値下り。新規事業にも意欲的な会社だけに、この安値は見逃せない。1株益は1万700円。
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