決算発表ヤマ場を迎えてもみ合いも |
今週の株式市場は、日米共にもみ合いの展開が予想されている。いずれの市場も先週まで比較的に堅調な流れで展開して来たが、その分、今週は買い疲れも出て来る頃だ。東京株式市場の平均株価は2万2000円台半ばで、NYダウは2万4000ドル台半ばで、それぞれ上下動を繰り広げそうだ。
また今週は大手企業の決算発表が、これも日米同時にヤマ場を迎える。市場はその内容に敏感になっており、有力企業の発表内容次第では相場は大きく揺れ動く可能性もある。今週の国内大手企業の主な決算発表としては、三井物産、トヨタ自動車、ソフトバンク、パナソニック、NTTなどが挙げられる。
日本では3月本決算発表となるため、各社の来期の予測数値が大いに注目されそうだ。110円台に戻った為替相場も、これに影響するだろう。為替は1月には1ドル104円台だったが、現在の110円が今後も前提条件になれば、輸出企業の業績は大きく好転することが期待される。ここは大いに注目していきたいところだ。
注目したいのは6月の米国FOMCで追加利上げが実施されるかだ。その通りになれば、さらにドル買いが進み、円安回帰の流れが定着して来る。そこまで来れば、輸出関連株の上昇トレンドは確実になるはずだ。ここは先回りして、輸出関連株のど真ん中狙いで。トヨタ【株価】7165円、ソニー【株価】5083円、キャノン【株価】3775円。
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