一万四〇〇〇円割れ東京株式 |
○...相場がなかなか落ち着かないのは、ハッキリした先きの見通しが立てにくいためだ。物価高へ移行し、インフレの影はますます強くなっているうえ、原油高や円高などの悪材料が会社の業績に対して大きな不安材料となっている。インフレは、当然株価も引き上げる材料だが、企業の業績に不安があると、せっかく値が出てもすぐに売りたくなってしまう。
○...普通、インフレの場合は、原価も値上りするが、販売価格も値上りするため、健全な企業にはインフレヘッジによる株価の値上りはある意味では、企業の経理面のスケールを大きくすることになる。したがって、インフレ傾向はそれほどのマイナス材料ではない。とくに借入金の多い企業にとってはプラスに働く場合もあるはずだ。
○...しかし、一方では、物価の値上りに対し、販売価格を値上げすることの難しい業種は、手持ちの金融商品や不動産の値上りくらいしか期待できない。こういう銘柄はせっかく買われてもすぐに売られるはずだ。投資戦術もこの辺りを十分頭に入れておくことだ。
○...東京株式が、あっという間に1万4000円台から滑り落ちたがこれは心配いらない。押し目はインフレに強い銘柄を積極的に仕込んでおくことだ。これからは多少の上下動はあっても底は固い。後になって「あの時拾っておけばよかった」と後悔するのは大体いまのような相場で弱気をした投資家だ。
○...銀行株が値下りしているが、下げれば確実反発するだけに、押し目を狙いたい。とくに「みずほFG 【株価(8411)】」などは、50万円割れを見逃さないことだ。相場が落ち着けば60万円以上は間違いない。新日鉄 【株価(5401)】の650円以下、レンゴー 【株価(3941)】の600円ギリギリなど注意深く見守っていてチャンスをつかむこと。
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