買えば下がると嘆くなかれ |
○...インフレヘッジなら電力株と書いていたら、その電力株がズルズルと値下りしている。もっとも東京電力 【株価(9501)】の2550円が2500円に下がった程度だが、その要因はもちろん石油相場の値上りだ。原油高は発電コスト高につながると嫌気されたわけだが、これからの相場はおしなべて、この電力株相場のような動きが続くとみるべきだろう。
○...しかし、値下りしたからといって、心配することはない。電力会社が倒産することなど考えられない。しかも資産は多く、インフレになれば含みは増す。そのうえ、電力料金の値上げという伝家の宝刀もある。「買えば下がる」と嘆くなかれ。むしろ電力株の値下りは強気で買い増したいところだ。
○...東京株式は、猫の目のように変わりながらも結局は25日移動平均線の1万3850円をはさみながらの上下動には変わりはない。ここにきて、気になるのは、せっかく増えた出来高が再び20億株を割り込み、売買代金も2兆円割れ寸前と、薄くなってきたことだ。このまま上へ伸びるためには、せめて売買代金で3兆円くらいまでのボリュームが必要だろう。
○...やはり外人買いで、個人投資家をリードしてもらいたいところだ。それには、外人好みの金融株や、ハイテク、鉄鋼株などが動くことが何よりの条件だ。それだけに、いまの押し目は外人投資家にとっても見逃せないチャンスだろう。
○...伊藤園 【株価(2593)】の1700円は注目したい。コーヒーチェーンを経営に加え、売上げは伸ばしており、増収増益は続くとみられる。主力の緑茶飲料は引き続き好調、今期の売上高は3367億円、経常利益236億円。この流れは当分続くだろう。株価は昨年400円以上もしていただけに、いまの水準は強気したい。1株益は110円付近を期待。
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