米・利上げムード高まる |
○...早くも米国では金利先き高ムード。すでに長期金利は5ヵ月ぶりに4%台まで上昇してきたが、原油高騰などインフレ警戒感なども高まり、年内にも利上げに転じるのではないかとの見方も出てきた。
○...この米国での利上げムードは、これから先、NY株式や東京株式に影響してくることは間違いない。もっとも、この問題は一概に悪材料として決め付けるわけにもいかない。金利上昇は、債券から株式への資金シフトをうながすことになるうえ、金利高はドル高、円高に向かわせることになる。東京株式の主役である輸出株にとってはプラスに働くはずだ。
○...しかし弱気筋は、金利上昇はインフレ不安を強めるほか、目下米国社会で問題となっている消費景気のさらなる後退につながると見る。NY株式までがこれを嫌気して値下りするようなことになれば、当然のことながら、東京株式にとっても決して明るい話ではなくなるだろう。
○...早い話が、6月に入ったとたんにNYは大きく下げ、その結果、このところ底堅さが目立っていた東京も簡単に反落してしまった。もしこのままNYがズルズルと下げるようなら、今週は雇用統計や新車販売、製造業景況感指数など米国経済を占ううえでの重要指標が発表される。荒れる2日新甫の今年の6月だけに、気分的にも頭が重い。
○...注目したいのは、環境関連株だ。洞爺湖サミットでこの問題がクローズアップしてくると、株式相場も動くだろう。太陽光発電のシャープ 【株価(6753)】、京セラ 【株価(6971)】、三洋電機 【株価(6764)】などの名が上がっているが、周辺株のなかにも注目したい銘柄は多い。ジーエス・ユアサコーポレーション 【株価(6674)】の430円や、新神戸電機 【株価(6934)】の950円、古河電池 【株価(6937)】の710円など、自動車向け電池で業績を伸ばしている。値ごろ的にも買いやすい。
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