規則正しく上下する |
○...相場は激しく上下動するも静かに見ていると、これくらい規則正しく動く相場も珍しい。銀行、鉄鋼、自動車、電機など売られて値下りしても、2.3日もすれば必ず戻して元の水準かやや上値に座っている。大衆投資家にとっては願ったり叶ったりというところだろう。しかも動いているのはレッキとした名の通った銘柄ばかりときているのだから有難い。
○...NYが急反発したのも大きな材料だが、ただ、このまま上値に伸びるとは思えない。すぐに利食いの売りで反落すると思われるが、こういう動きを繰り返しながら気がついたら相場は予想もしなかったような水準に達していたという筋書きだろう。これがインフレムードの株式相場だ。
○...インフレで企業の業績は悪化すると嘆く投資家もいるが、例えば賃貸住宅の家主の場合、入居者がもっと安い部屋を探して退室するという不安はある。家賃収入は減るため、経営は苦しくなるが、ただ、土地や建物の値段が上る。しかも家主は多くの借金をかかえており、この負担は逆に軽くなる。インフレ経済はこういうメリットもある。
○...したがって土地や建物を多く所有する紡績会社などはこれから見直されてくることになる。東洋紡 【株価(3101)】の220円、ユニチカ 【株価(3103)】の130円、クラボウ 【株価(3106)】の230円、シキボウ 【株価(3109)】180円、 【株価(3203)】107円などが見直されているのもこのためだ。安値を拾っておれば思いがけない高値もあるだろう。
○...時流に乗る銘柄として妙味のあるのが、日本風力開発 【株価(2766)】の43万円だ。風力発電機の販売が増え業績は次第に上向いているほか、電力の販売や、蓄電池併設型の2又風力発電所も本格稼動を開始する。売上高も今期は74億円だが来期は100億円期待。株価は高値47万円から大きく値下り後反発に転じたところ。
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